艦隊これくしょん講堂

史実で艦これ

航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑥:艦島

上層に設けた甲板上の気流への影響を考慮し、前艦HMSイーグル(1918)で試験を行った結果、艦島を完全に除去することが艦載機にとって最も理想的であると判断しました。


しかし、この設計では空母の操作と航行が非常に困難になるため、妥協して「イーグル」の艦島をさらにまとめて小型にしました。さらに、できる限り艦島の設計を流線形に近づけて気流への影響を抑えました。


研究の結果、飛行員が降下に失敗して着陸復行する場合、左転する比率が高いことがわかり、艦島を甲板右側の配置に統一しました。


また、艦島と煙突の一体化設計もその後各国の空母の模範になりました。
ですから、艦島と煙突を分けた作画には少し不満を感じています。(ノ゚∀゚)ノ


このほか、アーク・ロイヤルはレーダーを搭載しておらず、艦島の真上に見える円筒形は72型着艦指示灯です。