航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)④:強力甲板
強力甲板とは、戦艦が総和縦方向曲げ応力を受ける際に最も強く力を受ける甲板を指します。 一般の戦艦では、通常上甲板が強力甲板になっています。そして最初の航空母艦は格納庫甲板を強力甲板とし、格納庫と飛行甲板を上層建築とする設計がなされました。 加賀がその例です。戦艦が改装されたものです。赤線部分の強力... 続きをみる
史実で艦これ
航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)④:強力甲板
強力甲板とは、戦艦が総和縦方向曲げ応力を受ける際に最も強く力を受ける甲板を指します。 一般の戦艦では、通常上甲板が強力甲板になっています。そして最初の航空母艦は格納庫甲板を強力甲板とし、格納庫と飛行甲板を上層建築とする設計がなされました。 加賀がその例です。戦艦が改装されたものです。赤線部分の強力... 続きをみる
航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)③:閉鎖式
大西洋は海上気象が劣悪であるため、アーク・ロイヤルの設計時に以下のポイントも追加されました。 (1). 閉鎖式格納庫 (2). 閉鎖式艦首 (3). 高乾舷 閉鎖式の格納庫と艦首を採用したことにより、アーク・ロイヤルは耐風、耐波性に優れ、悪環境によく適応しました。しかし、閉鎖式格納庫の欠点は開放式... 続きをみる
航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)②:アスペクト比
同時期のアメリカの「ヨークタウン級航空母艦」と日本の「飛龍型」と比較すると、アーク・ロイヤルは大西洋の悪天候に着目してアスペクト比が小さい設計が施されています。 アスペクト比が大きい場合、船体が細長いため、直行する時に受ける造波抵抗が小さく、船首もさほど波をかぶりません。 そして、アスペクト比が小... 続きをみる
航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)①:あらすじ
航空母艦アーク・ロイヤルは、イギリスで新規建造された非改造の航空母艦です。当時、イギリスはまさに世界恐慌の影響が波及していたため、ワシントン海軍軍縮条約により空母建造上限27,000tが定められたものの、軍事費の支出が抑えられ、1934年に基準排水量が少なめの約22,000tの空母建造案が承認され... 続きをみる
西村艦隊の後ろに、同じくスリガオ海峡を通り抜けたがる志摩艦隊がついています。海峡に突入する時はお先に戦場から離脱した時雨が会えず、炎上した最上が見つかりました。問題は退避中の最上は炎上で微速で移動していましたが、遠くから見たら停止している状態のため、重巡洋艦の那智は最上の前方から通過しようとしたら... 続きをみる