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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦六:襲来、第24駆逐中隊

西村艦隊第54駆逐中隊と遭遇後、二つの小隊を分けた第24駆逐中隊は25ノットのスピードで前進し、日本海軍へと攻撃し始めました。


この時の西村艦隊が残った戦力最上、時雨山城は北へと前進し続け、左方面から接近してきた第24駆逐中隊を気づいていないようです。25日03:25分、第二隊のKillen、BealeAruntaはいつものように攻撃前に煙幕をあげ、西村艦隊14枚の魚雷を発射しました。その中、Killenからの魚雷は一発山城に命中しました。


同時に、日本海軍の後ろから接近してきた第一隊のHutchins、DalyとBache15枚の魚雷を撃ちましたが命中がありません。そのため、03:50分にて目標を変更し、USS Hutchinsは行動できない満潮朝雲へと5枚の魚雷を発射し、満潮を撃沈しました。


USS Hutchinsはフレッチャー級駆逐艦(Fletcher class)の中で一番早くCIC(戦闘指揮所)を搭載されていた駆逐艦のため、この戦役でもCICを通し、連合軍の全員へと両軍の戦況を統合して報告しました。


この時、西村艦隊は連合軍の巡洋艦隊や戦艦群との距離は近いため、巡洋艦右側の指揮官Berkeyは主砲で日本海軍と交戦していた第24駆逐中隊へと即撤退の命令を出しました。