当日戦況 金剛がヘンダーソン飛行場への砲撃ではいくつか重大な点に知っておきたい。 三式弾や零式通常弾を発射した後、180度迂回して徹甲弾を撃つ 三式弾、零式通常弾や徹甲弾はそれぞれの路線から風向きまで違う事 発射した徹甲弾の数は三式弾と零式通常弾の倍 徹甲弾が暗闇の中では三式弾の着地観測より難しい... 続きをみる
艦これのブログ記事
艦これ(ムラゴンブログ全体)-
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三式弾の良い点: 米軍からの感想が爆発時は驚いているが、弾幕はきれいとの事でした。が、日本軍では部分的に重巡洋艦が三式弾の対空効果を評価。ヘンダーソン飛行場での戦果は別の文章で語らせてもらいます。 三式弾の悪い点: 三式弾の仕組みでは無数の焼夷弾子で敵軍にダメージを与えること。 - 威力不足の問題... 続きをみる
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理論上、主砲は敵航空機を墜落させる目的ではいないが、副砲よりは射程が長いため、少しでも遠距離に位置する敵機を減らす事が先決。交戦記録から見れば、戦艦級の主砲がおよそ15000メートルの距離で対空弾を発射する事を考慮できる点では: a) この距離の敵機は大規模の編隊で(隣り合って飛んでいる)、よっ... 続きをみる
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零式通常弾の弾幕は周囲に破片を飛散させるが、三式弾の場合は弾頭から円錐のように放出する。一応比例を調整してあるので、正確ではないが、イメージとして参考して頂く。三式弾は指向性のある爆発で、零式通常弾では放射状の爆発。
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日本海軍は日中戦争時に対空防衛を強化するため、従来にある零式通常弾の対空防衛をより固めようと新たな砲弾を開発したのが三式弾である。 そして、日本海軍の軽巡洋艦や駆逐艦は設計において魚雷の運用に重視する傾向があり、対潜および対空の防衛機能は英米に比べると戦力不足。加えて戦艦の改造は困難なため、不備を... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑬:ポンポン砲
アーク・ロイヤルには8連装の対空ポンポン砲 2-pdr MarkVIIIが6基配置されました。4基は中央艦島のすぐ横に、別の2基は艦島向かいの左舷側に位置します。 ポンポン砲という呼称は発砲時の音に由来し、イギリスでは大変よく知られた対空武装です。 14発のベルトリンクで給弾し、連射速度は1分当た... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑫:4.5インチ砲
アーク・ロイヤルには4.5インチ対空砲QF Mark I 8基が配置されました。当初は主力対空砲として設計され、後期も駆逐艦の主砲弾としておおいに活用されました。 MarkIとMarkIIIは共に連装砲であり、二モデルはさほど差異がありません。MarkIIは陸軍用モデルです。アーク・ロイヤルに設置... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑪:制動装置
アーク・ロイヤルの制動システムは油圧制動器に連接する8本のアレスティング・ワイヤーと最後尾の衝突防止網で構成されます。 アーク・ロイヤルは初めてこれらの装置を同時に搭載したイギリスの空母です。アレスティング・ワイヤーの番号は艦尾側の1号から8号までです。最後の2本は耐力上限が低めで、最後の1本の防... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑩:カタパルト
航空母艦アーク・ロイヤルは艦首左右にそれぞれ油圧カタパルトが1基配置されています。 配置された油圧カタパルトは優れた設計がなされ、「サラトガ」のカタパルトの性能をはるかに上まわっています。「フェアリーソードフィッシュ」と「ブラックバーンロック」を主力とするアーク・ロイヤルには十分なものでした。 エ... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑨:エレベーター
アーク・ロイヤルはエレベーターが3本あり、それぞれ艦島の前、左、後の3ヶ所に設けられました。 アーク・ロイヤルは閉鎖式の格納庫と艦首を採用したため、飛行甲板を強力甲板にしました。エレベーターのサイズを設計する際、船体がバランスをくずさず、構造上の強度を維持できるように、3本の昇降はしごを小型にしま... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑧:格納庫
アーク・ロイヤルは上下二段の格納庫があり、下部格納庫は上部格納庫より小型になっています。 アーク・ロイヤルは後の数隻の戦艦と比べても格納庫が最大です。次級のイラストリアスは装甲甲板を追加したため、戦艦の重心が高くなりました。安定性を維持するためにばっさりと除去しました。 各艦格納庫(單位 ft):... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑦:艦首と艦尾
設計当時、イギリスはできる限り飛行甲板を拡大したいと考えました。 そこで艦尾の部分は甲板を艦体外まで延長して、飛行甲板と水線長の比を世界最小の1.16にしました。 艦首は下方に延長して、戦艦進行の際の甲板上の気流に対する影響を軽減しました。
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑥:艦島
上層に設けた甲板上の気流への影響を考慮し、前艦HMSイーグル(1918)で試験を行った結果、艦島を完全に除去することが艦載機にとって最も理想的であると判断しました。 しかし、この設計では空母の操作と航行が非常に困難になるため、妥協して「イーグル」の艦島をさらにまとめて小型にしました。さらに、できる... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)⑤:装甲分布
アーク・ロイヤルの装甲配置は、経費の関係で、水中の魚雷の防御、防水バルクヘッドを少なくするなど、一部犠牲が発生しました。(予備用ディーゼル発電機がなかったことがその後アーク・ロイヤルが沈没した原因の一つでした)さらに、構造面において重量を軽減するために艦体の65%もの部分に溶接が使用されました。 ... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)④:強力甲板
強力甲板とは、戦艦が総和縦方向曲げ応力を受ける際に最も強く力を受ける甲板を指します。 一般の戦艦では、通常上甲板が強力甲板になっています。そして最初の航空母艦は格納庫甲板を強力甲板とし、格納庫と飛行甲板を上層建築とする設計がなされました。 加賀がその例です。戦艦が改装されたものです。赤線部分の強力... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)③:閉鎖式
大西洋は海上気象が劣悪であるため、アーク・ロイヤルの設計時に以下のポイントも追加されました。 (1). 閉鎖式格納庫 (2). 閉鎖式艦首 (3). 高乾舷 閉鎖式の格納庫と艦首を採用したことにより、アーク・ロイヤルは耐風、耐波性に優れ、悪環境によく適応しました。しかし、閉鎖式格納庫の欠点は開放式... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)②:アスペクト比
同時期のアメリカの「ヨークタウン級航空母艦」と日本の「飛龍型」と比較すると、アーク・ロイヤルは大西洋の悪天候に着目してアスペクト比が小さい設計が施されています。 アスペクト比が大きい場合、船体が細長いため、直行する時に受ける造波抵抗が小さく、船首もさほど波をかぶりません。 そして、アスペクト比が小... 続きをみる
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航空母艦アーク・ロイヤル(HMS Ark Royal)①:あらすじ
航空母艦アーク・ロイヤルは、イギリスで新規建造された非改造の航空母艦です。当時、イギリスはまさに世界恐慌の影響が波及していたため、ワシントン海軍軍縮条約により空母建造上限27,000tが定められたものの、軍事費の支出が抑えられ、1934年に基準排水量が少なめの約22,000tの空母建造案が承認され... 続きをみる
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西村艦隊の後ろに、同じくスリガオ海峡を通り抜けたがる志摩艦隊がついています。海峡に突入する時はお先に戦場から離脱した時雨が会えず、炎上した最上が見つかりました。問題は退避中の最上は炎上で微速で移動していましたが、遠くから見たら停止している状態のため、重巡洋艦の那智は最上の前方から通過しようとしたら... 続きをみる
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最上と山城が被害を受け始めた頃、敵軽巡USS Denverに攻撃された時雨の周りに、想定外のことが発生しました。 時間は25日04:07分で、第56駆逐中隊第一小隊(中央担当)で殿を務めたUSS Albert W. Grantは時雨(もう一説は山城の副砲)と後方にある友軍の砲撃に撃たされました。こ... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦八:砲撃開始、巡洋艦と戦艦
最後方にある巡洋艦と戦艦群は、西村艦隊が砲撃射程範囲に入ることを待っています。駆逐艦や巡洋艦より、この六隻の戦艦は連合軍で一番不安定な要素のその一です。 下図六隻の戦艦はスリガオ海峡まで支援してきた前に、ちょうどフィリピンへの艦砲射撃任務を実行しる途中のため、火薬庫の弾薬量は十分の一しか残ってませ... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦七:挟み撃ち、第56駆逐中隊
第56駆逐中隊と巡洋艦、戦艦群の砲撃は同時的ですが、ここでは別々で記入します。 第56駆逐中隊は以下のように三小隊に分けて南下します。 右側に担当する第二小隊: USS Robinson (DD 563)、USS Halford (DD 480)、USS Bryant (DD 665) 中央に担当... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦六:襲来、第24駆逐中隊
西村艦隊は第54駆逐中隊と遭遇後、二つの小隊を分けた第24駆逐中隊は25ノットのスピードで前進し、日本海軍へと攻撃し始めました。 この時の西村艦隊が残った戦力最上、時雨と山城は北へと前進し続け、左方面から接近してきた第24駆逐中隊を気づいていないようです。25日03:25分、第二隊のKillen、... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦五:悪夢、第54駆逐中隊
時間は02:38分、 第54駆逐中隊所属したUSS McGowanのSGレーダーは西村艦隊の居場所を掴み、中隊は小隊へと二つに分けて24ノットのスピードで南下しました。右側のMelvin、McGowan、Remyが先行し、左側のMonssen、McDermutはその次に出発し続き、日本海軍を左右か... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦四:魚雷艇、次から次へと ②
連合軍の第六魚雷艇艦隊は西村艦隊が海峡の南面に入る前にこっそりと接近するつもりでしたが、そのうち3隻の魚雷艇は部隊とはぐれましたため、各別行動で日本海軍の敵影を探索しました。 部隊とはぐれたPT-137/132は01:42分の時に西村艦隊を発見しました。距離1000ヤードの所から魚雷を発射しました... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦三:魚雷艇、次から次へと ①
西村艦隊はボホール海に入る前に、重巡洋艦最上の水偵偵察によって、前方にて一定的な数の魚雷艇が発見しました。そのため、艦隊を二つに分けました。 掃蕩隊:最上、山雲、朝雲、満潮 主力部隊:山城(旗艦)、扶桑、時雨 掃蕩隊は先行して、主力部隊の前方20Kmのところで魚雷艇の探索や迎撃を実行し、時雨は... 続きをみる
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艦これ小學堂 - 史実上のスリガオ海峡夜戦二:両軍正式接触前
西村艦隊は10月22日から出航し、スル海(SULU SEA)を経由してスリガオ海峡へと移動します。10月24日は連合軍に見つかれて、午前9時30分にて敵艦載機の空襲に合いました(約20機)。それ程の損傷はありませんが、連合軍は西村艦隊の意図を気づかれ、西村艦隊は南方からレイテ島に突入することを確認... 続きをみる
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現実の仕事が忙しいのため、不定的に整理します(ノ゚∀゚)ノ。 最初は秋イベントを書くつもりですが、各戦役の内容は大量で、一つの戦役だけに集中することとしました。 (各航空隊の)資料方面の整理について、工夫したがなかなか終わらない台湾沖航空戦を一段諦め、より知らされているスリガオ海峡海戦の夜戦を選び... 続きをみる